2010年5月18日火曜日

満開のすだち

昨年の柑橘類は30年に一度の大豊作でした。スダチも例年の3倍くらい生りました、周りの人は儲かりますねと言うけれどたくさん生ったから儲かると言うものではありません。
生り過ぎると次の年に量が減ります、これを隔年結果といいます。そうならないようにたくさん生った年は(摘果)実を落とします。この作業はたいへん手間がかかります。それでも摘果が間に合わずたくさん生ったままで時期が終わり最後には廃棄処分となりますが果実は一つ一つ鋏で取って捨てるので、これにも手間がかかります。
このように余分な作業が増える一方で市場価格は下落します。これを世間では豊作貧乏といいます。
そんなわけで今年の着花が気になっていましたが、やはり今年は花が少なめです。花がほとんど着いてない樹が5割、適度に着いてる樹が3割、昨年同様たくさん着いてる樹(写真)が2割、全体では例年並の着花量なので先ずは一安心!よかった~

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